私たちには、自動で身体の働きを調整する「自律神経」(じりつしんけい)という仕組みがあり、活動するための「交感神経」と、休むための「副交感神経」がバランスを取りながら身体を健康に保っています。
ところが、ストレスが溜まると「交感神経」が優位になり身体は「戦闘モード」になります。特に背中の筋肉の緊張が続き、これが、「こり」や「疲れ」の原因となります。
放っておくと、更に筋肉は硬くなり、その奥にある、「リラックスの神経」とも呼ばれる「腹側迷走神経」(ふくそくめいそうしんけい)の働きを阻害し、不安感や疎外感などを感じるようになります。
当院では、何層にも重なっている筋肉を外側から少しずつほぐし、深層の筋肉まで丁寧にほぐすことで、「腹側迷走神経」の働きを活発にし、不安感を取り除き、心身ともにリラックスした状態に導きます。リラックスすることで、自律神経のバランスが整い、身体全体の機能が整っていきます。
鍼治療は、手技ではなかなか届かない深層の筋肉まで丁寧にほぐすことが出来るので、早期に高い効果が期待できます。
また、身体の使い方にクセがあると特定の筋肉に負担がかかり、治療しても症状が戻ってしまうことがあります。
当院では、正しい身体の使い方を身体に「再び学び直させる」ことで、再発しない身体作りのサポートをしています。
気持ちよく動ける身体で、心身ともに快適で豊かな暮らしを送るお手伝いをいたします。
病院のレントゲンやMRI検査で「異状あり」と診断された症状・変形した関節の回復・強いしびれ・内臓や脳の疾患に起因した症状・リウマチ・進行性の癌・化膿性疾患
筋膜とは、一つひとつの筋肉を包みこんでいる薄い膜のことで、筋肉同士や、内臓や骨と筋肉もつなげています。こうして筋膜は、筋肉の動きをスムーズにし、正しい位置に保つ役割をしています。
筋膜が硬くなったり、ヨレたりすると、筋肉の動きが阻害され「こり」や「痛み」の原因になることがあります。また筋膜は全身で繋がっているので、施術を受けた患者さまが「まさか、こんなところに原因があったのか」と、驚かれるほど症状から遠い箇所の筋膜に原因があることもあります。
当院では、表層の筋肉から深層の筋肉へと丁寧にほぐし整えていくことで、患部だけではなく、症状の原因になっている筋膜も整えていきます。
施術すると、筋と筋膜の滑りが改善され、筋肉が柔らかくなります。
すると、血液の循環が良くなり、痛みの原因物質が素早く除去され「痛み」などの症状も改善されていきます。
また、「リラックスの神経」とも呼ばれる腹側迷走神経の働きを高め、心身ともにリラックスした状態に導きます。リラックスすることで呼吸も改善され、自律神経のバランスも整い、身体全体の機能を高めます。
肩こり、頭痛、腰痛、膝痛、五十肩など
赤外線を身体に当てると、その温熱効果で様々な効果を得ることができます。
また、赤外線は鍼を刺した状態(置鍼中)で照射することで、鍼による経絡・ツボへの刺激と、赤外線による温熱刺激の相乗効果で、さらなる治療効果の向上が期待できます。
● 温熱効果による血行促進
赤外線は身体の深部まで届き、組織を温めることで血管を拡張させ、血流を促進します。
その結果、患部への酸素や栄養素の供給がスムーズになり、老廃物の排出も促進されます。
● 痛みの緩和
血流が良くなることで、痛みの原因となる物質の排出が進み、痛みが軽減されます。
また、赤外線による温熱刺激は神経の興奮を抑える作用があり、痛みの感覚を和らげる効果も期待できます。
さらに、筋肉の緊張や動きの悪さが改善されることで、筋肉由来の痛みにも効果が見込めます。
● 疲労回復の促進
血行が良くなることで代謝が高まり、疲労物質の除去が早まり、結果的に疲労回復が促進されます。
● 炎症の抑制(慢性期)
急性期(熱感や腫れがある状態)には適していませんが、慢性的な炎症の場合は、血流改善により組織の修復をサポートする効果が期待されます。